新栄工建株式会社

コロナ禍以前より新築を考えられていた方へ “妥協”を吹きとばす
リノベーションという選択

昨今の社会情勢の変化に伴い、コロナ禍以前と比較して建築コストはいちじるしく上昇しました。
新築を夢見ていた方は、土地の場所や面積、建築ボリュームや仕様など、あらゆる見直しから“妥協”をせざるを得ない状況ではないのでしょうか。
そんな“妥協”という言葉を吹き飛ばす「造るプロ集団」と建てるリノベーションという選択肢はいかがでしょうか?

  • 構造補強で現在の耐震基準に

    構造補強で
    現在の耐震基準に

  • 構造計算で
    自由な間取りを

  • 新築費比較
    平均20%程度削減

CASE リノベーション事例

信頼しあえるチームだから出来ること 築40年の劇的リノベーション

設計・監理
TAO建築設計
竣工写真
並木博夫
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    既存の基礎・1階の構造を残し、使用できるものは現場判断で再利用

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    屋根と外壁はガルバリウム鋼板を基本とし、アクセントウォールとして松材の羽目板を使用

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    リノベーション前の1階エントランスと和室

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    エントランスはプライベートクロークを設置し、足場板を床仕上げ材としている

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    2階は4つの部屋に仕切られている壁を取り払い、構造体のみとした

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    2階のリビング天井は、屋根勾配はそのままに構造を組み替え新設に伴い、勾配に合わせた木製サッシは特注にて製作

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    リノベーション前の2階西側和室

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    キッチンはスチール黒皮の面材と、防水塗材モールテックス仕上の天板

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    リノベーション前の2階東側和室より、階段ホールをみる

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    LDKにも足場板の床材に、構造用合板に塗装を施した壁材を採用

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    リノベーション前の1階洗面とユニットバス

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    洗面台とバスルームは、防水塗材モールテックス仕上げ

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    リノベーション前は1階にリビングで、2階に部屋が数室あるオーソドックスなスタイルの住宅であった

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    リノベーション後は、1階に部屋や水回りをまとめ、2階にLDK+テラスを配置することで、建築面積を有効活用できるプランへと変貌した

BUILDING INFORMATION
所在地
札幌市中央区伏見
家族構成
夫婦(30代) + 子供1人
用途地域
第1種低層住宅専用地域
延床面積
145.69㎡(44.07坪)
構造規模
木造2階建
外部仕上
[屋根]厚0.35 ガルバリウム鋼板立てハゼ防水葺、厚1.5 塩ビ系シート防水
[外壁]厚0.35 ガルバリウム鋼板立平葺、厚15 松羽目板貼
[建具]玄関扉:タモ羽目板断熱扉、窓:木製サッシ(ペアガラス[Low-E]) / 樹脂サッシ(ペアガラス[Low-E])
主な内部仕上
[床]磁器質タイル、厚30 松足場板
[壁]厚12 構造用合板オリンピックステイン塗装、厚2 モールテックス塗
[天井]厚12 構造用合板オリンピックステイン塗装、厚18 松羽目板貼、構造現し
断熱仕様
[外壁]厚105 高性能GW16kg+厚25 押出PSF B-2種
[床下]厚50 GW16kg(既存)+厚105 高性能GW16kg
[屋根]厚100+50 高性能GW16kg+厚50 押出PSF B-2種

REPORT 現場レポート

report01

「どうなるんだろう!?」
新素材への不安と高難度の施工

ただでさえ瞬時の現場判断が求めれるリノベーションは、新築に比べて難易度が高いです。更に、これまで北海道の現場では使用例のなかった特殊防水漆喰「モールテックス」、割れや反りが高い確率で想定される「足場板フローリング」など、新素材を用いることにもなりました。限られた工期で高難度の要求を満たし、最大限のクオリティーで提供できるよう、想定される出来事を入念にシミュレーションをしました。

report01

「新築の1.5倍の心構え」
即決する判断力と、入念な打ち合わせ

リノベーションは新築と違い、解体して初めてわかることが多くあります。あらゆる可能性を想定し、限られた工期の中でスピーディーな判断が要求されます。その為、チームでの入念な打ち合わせが大切となり、時には大工・職人も参加し「創り手」と「造り手」の思いを共有しなければならないケースがあります。これまで厳しい状況を共に乗り越えてきた経験に加え、さらに密度の高いコミュニケーションにより、今回のような高レベルの建物にも挑戦ができたのだと思います。

report01

「極めた」と思わない
成長し続ける大工集団

現場で最重要となるのは大工の腕です。建物の良し悪しは、彼らが手綱を握っていると言っても過言ではありません。本現場では、若手の精鋭で構成される大工集団“NEOSS(ネオス)”が担当しました。
代表の佐藤氏曰く「難しそうな建物こそワクワクする」ようで、腕への自信はもちろん、向上心を持ち続けていることが伺えます。職人気質の大工は気難しいイメージを持つ方もいると思いますが、彼らは現場に関わる方とのコミュニケーションを大切にしており、打ち合わせへも積極的に参加することも多いです。また、基本を忘れずに学習・適応する謙虚で柔軟な姿勢が、素晴らしいパフォーマンスに繋がっていると思います。空間造りに対するストイックな仲間がいるからこそ、私たちも胸を張って「造るプロ集団」と掲げることができるのです。

工事を終えて、そしてこれから

これまで数多くの住宅を建てさせて頂いてきました。その中でも今回の物件は、これからの時代のウォンツになりえる手法と感じました。使われていない住宅があふれている昨今、新築住宅の性能値を高めるのも省エネには欠かせませんが、既存住宅を無駄に壊したりせずに最新の技術で再生することも立派な省エネの一つと言えると考えます。ただ「断熱改修をしました」「外壁を貼り替えました」「キッチン、UBを入れ替えました」ではなく、創り手(設計)と造り手(施工)が力を合せれば、劇的な住宅が出来上がります。それはもう新築の住宅のように。もしかするとこういうリノベーション住宅の方が、喜びは想像以上かもしれません。
当社は、お施主さま、設計事務所さまの想像を超える喜びをこれからも提供していきたい!!そう考え、これからも経験のないことに対しても積極的にチャレンジしていきます。

設計・監理
TAO建築設計
竣工写真撮影
並木博夫
基礎工事
長谷川基礎
左官・タイル工事
センターヴィレッジ
プレカット工事
三津橋産業
大工工事
ネオス
板金工事
熊谷板金工業
木製サッシ工事
m.a.p
鋼製建具工事
クワザワ
金属工事
北郷製作所
塗装工事
辻元塗装工業
モールテックス工事
アスペック
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